東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドが30日発表した2025年9月中間決算は、売上高が前年同期比6.4%増の3161億円となり、過去最高だった。純利益は6.1%増の483億円だった。
入園者1人当たりの売上高が1万8196円と5.2%(893円)増えて過去最高となったことが業績を押し上げた。昨年6月に開業したディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」が好調で、アトラクションを時間指定で予約できる有料サービス「ディズニー・プレミアアクセス」の利用が増えたという。

今夏は昨年に続く記録的な猛暑だったが、入園者数は0.4%増の1224万人だった。大量の水を放出するイベントや冷風機の設置などの暑さ対策を拡充し、「入園者数の底上げになった」(霜田朝之執行役員)という。