山東金郷:「共富党建連盟」を強化し、抱団発展の新たな活力を引き出す

山東金郷:「共富党建連盟」を強化し、抱団発展の新たな活力を引き出す

ここ数年来、金郷県は農村の組織体係をたえず健全にし、情報の相互接続、産業の相互融合、多国間の連動という「共富党建連盟」を分類して設立し、村レベルの集団経済を持続的に発展させ、農村の全麺的な振興に力を入れている。

「今、この棚は六七日ぐらいで出荷され、四季を通じて生産できる。この棚は六ムー半の土地で、今年の収入は140万元に達すると予想している」4月21日、金郷県羊山町のニンニク産業モデル園の請負業者の姫生強さんは、自分が請け負った四季の衡温ビニールハウスでニンニクの成長状況を調べている。昨年10月から、すでに4回のニンニクを収穫した。

羊山町南胡村には30年のニンニク栽培の歴史があり、以前はニンニク栽培の多くは小さなアーチ型の棚で栽培されていたが、温度や季節の影響で、暑い日には栽培を続けることができず、規模が小さいだけでなく、施設も悪く、利益も上がらなかった。季節の製限を打破し、高効率の栽培を発展させるため、昨年、南胡村は党支部の協同組合を通じてニンニクの生産・販売基地を建設し、週辺の11の村と共同で「羊山鎮金ニンニク黄共富党建連盟」を設立し、注文農業を発展させ、規模化経営を実現した。

ニンニク栽培ブランドをさらに強化するため、羊山鎮は共富党建連盟のメンバーと連携し、第三者資本を導入し、「党建リード+国有企業融資+統一運営管理+支部農家参加」の多元化協力モデルで、村企業連合建設を実施し、施設農業、倉庫保管、農産物加工などの多種類の機能を一体化したニンニク栽培産業融合発展モデル園を建設した。現在、モデル園に建設された44個の四季衡温ビニールハウスは、優先的、優遇的に連盟の村民に賃貸されている。モデル園はまた催芽作業場、自動化工場などの関連施設を建設し、すべて完成した後、ここは全国最大のニンニク生産基地となり、15の村、3000人以上の村人の家の前で就職することになる。

金郷県は「党建設がリードし、全域が統一的に計画し、力を合わせて発展させ、共に建設し共に豊かになる」という構想に基づき、特色ある産業に依拠し、地域が隣接し、産業が近いという原則に基づき、モデル村を先導とし、産業を核心とし、「村を強くする」「企業を強くする」などの方式をとり、農業関連部門、金融機関、企業、協同組合などをメンバー単位として受け入れ、それぞれ特色のある「共富党建連盟」を設立し、全県村レベルの集団経済発展の内生的原動力不足、経営収入の低さという問題を解決し、抱団発展の新たな活力を奮い立たせた。

「共富党建連盟」を頼りに、魚山街道の李橋楊荘村は近隣の石店村とペアを組み、200ムー以上のブドウ園を栽培し、村は高品質の種苗、技術を手に入れることができるだけでなく、完全な販売ルートも持っている。石店村は2006年から「ドライブ旅行+農業体験+ブドウ狩り」という観光農業の新しい考え方に従ってブドウ産業を発展させ、村の集団経済は50万元を突破し、遠近で有名な富裕村である。自分の発展と同時に、石店村は週辺村と共同で「共富党建連盟」を設立し、力を合わせてレジャー旅行、菓物と野菜の摘み取り、科学普及教育を一体化した高効率農業モデル園を作り、ブドウ栽培区をベースに、高基準の菓物と野菜のビニールハウス30軒を建設し、特色のある花卉200品種以上を栽培し、連盟村は共同富裕の道に向かった。

「共富党建連盟」を突破口として、今年末までに、金郷県村の集団経済収入が50万元を超えた行政村の数は40%以上に達し、「共富党建連盟」を50以上構築し、行政村連盟のカバー率は70%に達する見通しだ。