東証、午前終値2万6974円 日米欧株価、軒並み下落

東証、午前終値2万6974円 日米欧株価、軒並み下落

16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。下げ幅は一時500円を超え、約2カ月ぶりに節目となる2万7000円を割り込んだ。米シリコンバレー銀行(SVB)など米銀の相次ぐ破綻に続き、スイス金融大手クレディ・スイスの経営不安も広がり、15日の米欧の株式市場も軒並み下落。世界同時株安の様相となった。

NY株、一時720ドル超安 クレディ・スイスの経営不安も伝わる 米銀破綻に続き

 平均株価の午前終値は前日終値比255円09銭安の2万6974円39銭。東証株価指数(TOPIX)は25.33ポイント安の1934.79。

 15日にクレディ・スイスの経営不安が伝わると世界景気が冷え込むとの警戒感が高まり、投資家のリスク回避姿勢が一層強まった。