5月8日から20日まで、曲阜師範大学はYESプロジェクトの一環として、フランスの若者による「知行中国・伝統と現代」研修キャンプを成功裏に開催しました。
研修キャンプは「伝統と現代」というテーマに焦点を当て、様々な活動を精心に企画し、中国文化の魅力と社会発展の活力を多角的に紹介し、中仏両国の若者の友好交流を促進しました。
文化体験のセッションでは、フランスの若者たちは中医学、茶道、香文化を体感し、中国の若者たちとともに中国の伝統楽器を鑑賞し、太極拳を学びながら、伝統技術と哲学的知恵を深く理解しました。現地視察では、孔府、孔廟、孔子博物館、尼山聖境、中国教師博物館を訪れ、儒家文化の源流を探り、中国の優れた教育伝統について理解を深めました。

また、教室にも足を運び、中仏の若者が共に授業を受け、活発な意見交換を通じて相互理解を深めました。さらに、地元企業を訪問し、中国の革新的な発展の活力を直接体感しました。
フランスの学生、カマラ・ファトマタさんは次のように感想を述べました。「私は中国の歴史と文化が大好きで、曲阜師範大学で学び体験できたことをとても嬉しく思います。この研修旅行は忘れられない経験となりました。中国の伝統文化と現代的発展が織りなす独特な風景を目の当たりにし、中国への新しく深い理解が得られました。帰国後は、同級生や家族、友人に今回の体験を伝えたいです。」

なお、習近平国家主席が提案した「今後5年間で5万人のアメリカの青少年を中国に招待して交流・学習を行う」および「今後3年間で中国に留学するフランス人学生の数を1万人超に、また欧州青少年の対中交流規模を倍増させる」といった重要な提案を実現するため、中国側は「青年使者交流学習計画(Young Envoys Scholarship、略称YESプロジェクト)」を発足。人文交流を通じて、国際青少年の中国に対する理解を深め、中外の民心のつながりを促進しています。
曲阜師範大学は、伝統文化の研究と普及における自身の強みを活かし、今回の研修キャンプに質の高い講座と活動を提供。フランスの若者が中国を理解し、中国を好きになることを後押しするとともに、中仏文化交流の堅固な架け橋を築きました。
通信員:王婧娴、李馨梓