「備蓄米」中小スーパーになぜ届かない? 出荷はまだ24%…遅れている理由は 専門家「即効性がない」【#みんなのギモン】

スーパーでのコメの平均価格は、16週連続で値上がりし、過去最高値を更新。備蓄米が放出された後も、中小のスーパーなどにあまり出回っていないという問題もあります。JA全農によると、出荷済みは落札量の24%のみ。なぜ出荷が遅れているのでしょうか?

【解説】“安すぎるコメ”詐欺被害の実態

そこで今回の#みんなのギモンでは、「備蓄米の出荷 いまだ24%のワケ」をテーマに解説します。

■備蓄米、スーパーで見かける?
日テレNEWS NNN

菅原薫・日本テレビ解説委員
「JA全農が落札した備蓄米の出荷が、いまだ24%にとどまっています。身近なスーパーではいつ、コメの価格が安くなるのでしょうか?」

「農林水産省は、全国約1000店のスーパーで販売されているコメの価格を調査し、毎週発表しています。4月7日~13日の1週間の平均では5キロあたり4217円で、15週連続で値上がり。史上最高値を更新していました(※)」

鈴江奈々アナウンサー
「この4か月上がり続けているということで、なんとか下落方向に転じてほしいですけどね…」

菅原解説委員
「備蓄米はスーパーで見かけましたか?」

瀧口麻衣アナウンサー
「いや、ないです…」

森圭介アナウンサー
「袋にでかでかと『備蓄米』と書いてないですからね」

鈴江アナウンサー
「ネットスーパーなどで見ると、『ブレンド米』として他のお米よりも安く出ているものを見かけるようになりました」