「劉おばさん、この2、3日気分がよくなりましたか？」11月15日の朝早く、曲阜の苗孔コミュニティ衛生サービスステーションの家庭医である張麗霞さんは再び管轄区の劉春菊さん（仮名）の家を訪問した。
老人にいくつかの新しい症状があることを発見した後、張麗霞はすぐに曲阜市第二人民病院の在宅医療康養サービスセンターに電話をかけ、老人の病状を簡単に説明した。10分後、苗孔片区の在宅医療チームは医療設備を持って駆けつけ、老人に心電図などの検査を行い、自宅で点滴治療を行った。
2014年、曲阜は「在宅医療」サービスを試験的に実施し、失能・失智高齢者情報ベースを構築し、15分間の医療サービス圏の半径に基づいてサービスエリアを計画し、家庭医、病院専門医、専門家からなる高資質の在宅医療サービスチームを設立した。現在、数万人の高齢者が恩恵を受けている。
10年間、「在宅医療」から「精密医療」への飛躍は、曲阜の「人間本位」を反映し、大衆の幸福感と獲得感を絶えず向上させている。
曲阜は終始人民を中心とする発展思想を堅持し、発展の中で民生の保障と改善をいっそう重視し、教育、医療、康養の「三大高地」の建設に力を集中し、大衆の幸福指数を絶えず高めている。診察・受診、全国民健康増進、養老サービス、文化恵民、公共教育、公共交通、農村居住環境などの全方位で質の高い発展を実現し、一つ一つの民生の実情が市民の「住みやすさの夢」、求職者の「楽業の夢」、高齢者と子供の「幸福の夢」を支えている。全国文明都市、国家衛生都市、国家森林都市、国家生態都市……一つ一つの金看板は曲阜がより美しく住みやすいことの有力な証明である。
「民惟邦本、本固邦寧。「孔子の故郷、儒家文化の発祥地として、曲阜は終始人間本位を堅持し、愛、誠実、孝、仁などの儒家思想の核心的要義の発掘と運用を重視し、「千年魯源、万世昌平」という文化的ランドマークを全麺的に打ち立て、優れた伝統文化が末端の党建設、社会管理などの仕事に溶け込むことを着実に推進している。「和を貴ぶ」社会ガバナンス、四徳プロジェクトの建設、優れた伝統文化「六進」など一連の社会ガバナンスブランドを革新し、打ち出し、徳を尊んで善に向かい、健康的で文明的な生活様式を育成し、伝統的な美徳で時代の新風を涵養し、良風美俗は曲阜で気風となっている。
（孔大儒）