羽生結弦、決意表明会見でも光った「気配り」 質疑応答での一幕に反響「人柄が良すぎる」

羽生結弦、決意表明会見でも光った「気配り」 質疑応答での一幕に反響「人柄が良すぎる」

  • 羽生結弦選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

「羽生くんの気配りは素敵」

羽生選手はフィギュアスケート男子シングルで14年ソチ、18年平昌と五輪2連覇を達成している。22年北京大会はクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)にフリーで挑むも転倒、4位入賞に終わる。ただし国際スケート連盟(ISU)公認大会初の4A認定を受けた。

会見では「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意しました」とプロ転向を発表。今後について競技会には出場しないとし、次のように意気込んだ。

「自分のことを認めつつ、また自分の弱さと過去の自分とも戦い続けながら、これからも滑っていきたいと思っています。そして4回転半ジャンプにもより一層取り組んで、皆さんの前で成功させられることを強く考えながらこれからも頑張っていきます」

ファンが注目したのは質疑応答のひと幕だ。次の質問者に羽生選手が目を合わせていると、挙手を見落とした司会が切り上げようとする場面があった。

これに羽生選手は小さく口を開けて驚き、司会に対して「もう1人!」と笑顔で指し示した。

羽生選手の様子を受けて、ツイッターではファンらから、「羽生くんやさしいな…目配り気配り、こんな場面でも!」「羽生くんの気配りは素敵」「すごい誠実だな~」「人柄が良すぎる」「ゆづ様優しい」といった声が出ている。