日経平均株価、一時800円超の下落…終値は712円安の3万8102円

日経平均株価、一時800円超の下落…終値は712円安の3万8102円

 週明け17日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前週末比712円12銭安の3万8102円44銭だった。2営業日ぶりに値下がりした。下げ幅は一時、800円を超えた。

【図表】日経平均株価、このように推移している

 フランスのマクロン大統領率いる与党連合が右派政党に大敗したことをはじめ、欧州で政情不安が高まり、株式市場が低迷している。前週末の米国でも経済統計が消費の弱さを示し、景気後退への懸念から株式市場が停滞した。

 この流れを受けた東京市場でも、朝方から幅広い銘柄が売られた。認証不正の問題があった自動車のほか、機械やエネルギー、不動産の値下がりが大きかった。

 東証株価指数(TOPIX)は46・60ポイント低い2700・01。