梁山民俗博物館は2013年に建てられた。黄河文化、運河文化、無形遺産文化、中国手造り工芸、民俗文化と水滸忠義文化の展示を中心に、主に序庁区、マルチメディア展示区、黄河農耕文化展示区、運河風情体験区、中国歴代陶磁器と青銅器展示区、水滸忠義文化体験区、中華酒文化展示区、無形遺産文化及び派生品展示区、斉魯郷風民俗展示区、手造工芸技能研究区などの十つの機能区を含み、各種類の所蔵品は11282点がある。
梁山民俗博物館は2020年に国家二級博物館に認定され、当館が発掘した「水滸料理の調理技術」は山東省の省級無形遺産リストに登録されている。民俗博物館と一体に展示されている水滸文化体験館は国家AAA級観光地、市級研究旅行基地と社会実践活動を展開する愛国主義教育基地であり、民俗博物館と一体に運営管理されている杏花村ホテルは中国優秀文化テーマホテルである。、国家三つ星の渉外観光ホテルと山東省のサービスブランド。
梁山民俗博物館が打ち出した中華優秀伝統文化研究旅行プロジェクトは、小中学生の年齢層、趣味と学識レベルの違いに基づき、梁山特有の黄河文化、運河文化、民俗文化、無形遺産文化、水滸忠義文化などの研究観光資源を頼りに、2~3日間のコース設計をカスタマイズし、見学+授業+インタラクティブ体験+開拓訓練の方式を採用し、小中学生を研究基地に身を置き、黄河農耕文化、運河風情、無形遺産文化、水滸忠義文化、斉魯郷風民俗、中国手造工芸を学び、中華の優れた伝統文化を体験し、悟りの中で昇華し、実践の中で体験し、研修旅行の過程で情操を陶冶し、見識を広め、興味を育て、小中学生の総合的な素質を全麺的に向上させる。
館内の多くの所蔵品と研究課程には、仁愛を重んじ、民本を重んじ、誠実を守り、正義を尊び、和合を尊び、大同を求める理念、古きを改めて新を立て、時代と共に進む精神、国を愛し、民を愛し、徳を尊び善に向かう思想、天下の興亡、匹夫に責任があるという責任意識、孝弟忠信、礼義廉恥という栄辱観念など、豊かな道徳理念と規範が含まれている。中国共産党第20回全国代表大会の報告によると、中華民族の優れた伝統文化は創造的に転化され、革新的に発展し、文化事業は日増しに繁栄している。これらの優れた伝統文化を伝承し、発展させ、その現代的価値を発揚することは、広範な人民大衆、特に青少年の中で、自らを向上させ、仕事を敬い、困難を助け、義を見て勇敢に行い、親孝行をするなどの中華の伝統的美徳を提唱し、正しい祖国観、民族観、文化観、歴史観で民族共同体意識をしっかりと築き上げ、広範な人民大衆の参加感、獲得感、アイデンティティを強めることは重要な意義を持っている。