井岡は「最も過小評価されているファイターのひとり」
同メディアは、「井上は世代を超えたタレントだ」と絶賛し、「3つの階級で比類のない存在であることを証明しており全盛期にある」と評した。
そして「井上はまだエリートファイターと対戦していないが、彼の敵を排除する方法は彼の偉大さを示している。次の戦いの後、122 ポンド(スーパーバンタム級)まで体重を増やすつもりだ。井上が世界最高のボクサーとして称賛されるのを妨げている唯一のことは、彼の試合のほとんどが日本で行われるという事実で、それゆえ米国では試合が早朝に行われる」とした。
ベスト10は前回と変わらず、2位はWBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(米国、35)、3位に世界ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ、35)がランクイン。世界スーパーミドル級4団体統一王者サウル・アルバレス(メキシコ、32)は6位だった。
日本勢はWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成、33)が22位、WBA、WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(B.M.B、30)が26位、元WBO世界フライ級王者・中谷潤人(M.T、24)が35位にランクイン。今年11月1日に寺地に敗れた元WBA世界ライトフライ級王者・京口紘人(ワタナベ、29)は99位だった。
同メディアは22位の井岡を「最も過小評価されているファイターのひとり」と評し、無冠ながらもランクインした中谷ついては「若手の中で最高の選手のひとり」と高く評価し、「スーパーフライ級でもすぐにタイトルを獲得するだろう」と期待した。