沢村拓一、日本復帰なら「争奪戦」も リリーフ苦戦の古巣・巨人は獲得に乗り出すか

沢村拓一、日本復帰なら「争奪戦」も リリーフ苦戦の古巣・巨人は獲得に乗り出すか

  • 沢村拓一(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • シーズン終了を伝えた沢村の投稿(インスタグラム@hsawamura19)より

「メンタルも強くピンチに動じない」

20年オフにロッテからFA権を行使してレッドソックスに移籍。昨季は5勝1敗10ホールド、防御率3.06でポストシーズン進出に貢献した。今季は49試合登板で1勝1敗3ホールド、防御率3.73。8月29日にメジャー枠の40人から外れて事実上の戦力外となり、3Aに降格していた。

球界関係者は

「日本球界復帰を視野に入れているなら、獲得に乗り出す球団は複数出てくるでしょう。150キロを超える直球、スプリットを武器に三振奪取率が高い。メンタルも強くピンチに動じない。古巣の巨人が今年はリリーバーで苦労したので獲得に乗り出すか注目ですね」

と語る。

沢村は巨人で先発、抑えとして活躍したが、制球難に苦しんだ20年のシーズン途中に香月一也とのトレードでロッテに移籍した経緯がある。新天地でセットアッパーとして見事に復活したが、来年身にまとうユニフォームはどこの球団になるだろうか。(中町顕吾)