「食卓ニーズ」踏まえ実施
キャンペーンは東京、千葉、埼玉、神奈川のセブン-イレブン店舗で2022年8月23日～27日にかけて実施。対象のサラダチキン8種、カット野菜10種のいずれかを買うと、そのレシートに春巻きやコロッケ、カレーパン、アメリカンドッグと引き換え可能なクーポンが印字されるというものだ。対象商品を2個買うと、無料券は2枚発行される。キャンペーンは終了しているが、引き換えは9月3日まで可能だ。
「低カロリー・高たんぱく」で知られるサラダチキンは、減量や筋トレ時に重宝するという人も多い。それだけに、今回のキャンペーンに対してはツイッター上で「これは泣く」「優しさが痛い…」「悪魔の誘惑」などの声が広がった。中には、レシートを受け取り思わず引き換えてしまったという人がいる一方、カロリーへの懸念からか、引き換えるのをためらっている人もいるようだ。
なぜ、このようなキャンペーンを実施したのか。セブン-イレブンを運営するセブン＆アイ・ホールディングスの広報担当者は8月30日、J-CASTニュースの取材に、食卓での惣菜ニーズを踏まえて行ったと説明する。
「ご自宅近くの1か所でお買い物を済ませたいというお客様のニーズが高まっている中、揚げ物等のお惣菜は食卓の1品としてもご愛顧いただいております。特に、今回の無料券配布の対象商品であるカット野菜をはじめ、サラダチキンについても、揚げ物商品と一緒に購入されるお客様が多いことから、セットで食卓にのせて頂ける様なキャンペーンとして設計しております」
ツイッター上ではダイエッターからの悲痛な声も聞かれたが、「サラダチキン等を購入するお客様は健康志向がより強い方もいらっしゃることも承知している」と担当者。今後は「多くのお客様に満足いただける品揃え・キャンペーン等を通じ、より便利なお店を目指してまいります」とした。